弁護士 出口 忠明（弁護士法人法律事務所Astia）

弁護士を目指し始めた時期

高校受験の頃から、漠然と弁護士という職業を意識するようになりました。本格的に目指し出したのは大学に入学したあたりからです。

困っている人の役に立てる仕事

私が弁護士を目指したきっかけは、｢困っている人を助けられる仕事をしたい｣というシンプルなものでした。実際、法律で解決できる悩みごとは想像されているよりも、世の中にありふれています。医師が体の不調に対して役立つように、それ以外の面について役に立てる弁護士という仕事を選びました。

これまでに対応されてきた実績について

ご相談者様が悩んでいらっしゃることであれば、基本的には何でも幅広くご対応をさせていただきたいと考えています。実際にこれまで多かったご相談内容としては、「交通事故」「離婚問題」「債権回収」です。

弁護士法人法律事務所Astiaの特色はどういった点にありますか？

「交通事故」を中心に、「離婚問題」や「債権回収」をはじめ、幅広く対応をさせていただいております。特に交通事故にまつわるトラブルの対応実績が豊富なのが当事務所の特色です。交通事故は、ご依頼いただくのが早ければ早いほど、ご相談者様をご自身にとって有益な方向に導ける可能性が高くなります。

怪我をされていたり、事故のショックで心労に見舞われてしまっていたり、なにかと大変な時期かとは思いますが、なるべく早い段階で弁護士にご相談されることをおすすめいたします。ご相談いただいた際には、実際に示談や交渉を有利に進めるためにどういった証拠が必要なのかや、そのための情報収集のコツを含めて、当事務所が積み重ねてきたノウハウを十分に提供させていただきます。そうして、ご相談者様を少しでも良いアドバイスをさしあげたいと考えているのです。

特に実績に長けている交通事故に関するトラブルについて

交通事故関係のご相談がもっとも多いです。事務所の案件として交通事故にまつわるお悩みが７割を占めています。どういった分野でも幅広くご対応させていただいていますが、交通事故に関するトラブルの対応実績が特に豊富ですので、ぜひ当事務所までご相談をいただければと思います。

ご依頼者様とのご対応の際に気を付けていることなどをお聞かせください。

法律事務所にご相談に来られる方は、どういった分野のご相談であっても、被害者意識を持っている方がほとんどです。ですので、ご相談者様のお話をヒアリングさせていただく際は、あくまでご相談者様は被害者であるという前提で、私自身もお話しを伺います。
ただ実際には、100％の被害者が存在するというケースはほとんどありません。どういった場合であれ、少なからずご相談者様ご自身にも過失があるというのが大方のところです。

しかし、ヒアリングの際はそういった面は置いておいて、あくまでご相談者様が話しやすい環境を優先して、事情をより詳しく把握することに全力を注ぎます。それ以降、弁護士として冷静なジャッジをしなければならない時には、しっかりと客観的な目線で、ご自身の過失も含めて検討し、ベストなご提案を差し上げるようにしています。

たとえば交通事故に関するトラブルですと、ご依頼者様が自転車に乗っていて、車との接触事故に遭ってしまった場合などがあります。基本的には車の運転手のほうが過失割合が高くなりますが、車側の相手方があとから、ご依頼者様がよそ見運転で自転車を運転をしていたと主張してくることもあります。こういったケースですと、一概にご依頼者様がすべてにおいて被害者であるとは言えなくなってきてしまいます。

当事務所での対応実績の多い離婚問題と債権回収トラブルについても例を挙げて説明させていただきます。たとえば離婚にまつわるトラブルですと、相手方が不貞をはたらいている可能性があるという内容でご相談いただくことはとても多いです。調べを進めていくうちに、相手方の不貞は間違いなさそうなのですが、それ以前にご依頼者様ご本人が不貞を行っていた事実も発覚してしまうケースがあります。こういった場合ですと、一方的にどちらだけが悪いとは断言しにくくなってくるので、事態の収拾を図るには労力が必要となります。

債権回収のトラブルにおいては、生活が苦しくて借金をしてしまったという方からのご相談を受けることがあります。しかしだんだんと話を伺っていくうちに、ギャンブルや自分の趣味のために相当な金額分の借り入れをしていたことが判明するケースもあります。
誰しも人間ですから、自分の悪いところを進んで他人に話したいとは思わないでしょう。しかし、包み隠さずに話していただかないと、のちのちご依頼者様ご自身が苦しんでしまうことになります。

ご相談いただいたのであれば、弁護士はご相談者様にとっての心強い味方です。なるべく早いうちに、弁護士にはありのままの事実を打ち明けていただくことをおすすめいたします。それによって、弁護士がとがめたり怒ったりすることはありません。弁護士は、すでに起こってしまったことに対して口を出すことが役割なのではないです。すでに何が起こってしまっていたとしても、これからどうするかの判断を下していくことが弁護士の役割なのです。そうすることが、最終的にご依頼者様がベストな結果を手にすることにつながってくると私は考えています。

印象に残っていらっしゃるエピソード

保険会社から治療の打ち切りを宣告されてしまったケースで、その後、示談や治療で賠償金を取ることができた事例がありました。このようなご相談は現在でも実際に多いです。保険会社から提示された内容に対して不満があっても、あきらめてしまう方がほとんどなのですが、納得いかない場合は必ず弁護士に相談してください。本来請求できるはずだった損害賠償金や慰謝料が、相手の都合に合わせさせられて取れなかったなどということが無いように、精一杯サポートさせていただきます。

学生時代からの経歴

出身は広島県です。中央大学法学部政治学科を卒業したのちに、明治大学法科大学院を修了し、その後、司法試験に合格して弁護士登録にいたりました。現在は第二東京弁護士会に所属しています。

弁護士を目指し始めたのは中学生くらいの頃からです。司法試験の勉強も含めて、本格的に目指し出したのは大学に入学したあたりからです。社会的に弱い立場に追い込まれてしまっている方の力になりたいと思うようになり、弁護士という職業を意識するようになりました。

私が弁護士を目指したきっかけは、｢困っている人を助けられる仕事をしたい｣というシンプルなものでした。実際、法律で解決できる悩みごとは想像されているよりも、世の中にありふれています。医師が体の不調に対して役立つように、それ以外の面について役に立てる弁護士という仕事を選びました。現在では、自分の力で、困っている人や悩んでいる人のお力になれることが弁護士としての大きなやりがいだと思っています。

趣味やプライベートの過ごし方

カラオケが趣味で、休日にはたまにカラオケボックスに行きますね。良く歌うのは昭和30~40年代の昭和歌謡です。やはりあの頃の歌には、当時の歌手でしか表現できない魅力を感じるんです。ほかにも、釣りにもよく行きますし、プロレスなどの格闘技を観戦するのも好きです。そして、社会奉仕の一環として、献血に定期的に参加するようにもしています。

やはり弁護士の仕事というのは、心身ともに削られる部分も多々ありますので、こういったリフレッシュの時間も大切にしているのです。こうして息抜きをすることで、私自身が仕事により一層集中できるようになり、結果的にご相談者様をより良い形に導くことにつながってくると思っています。