依頼前の状況
マンションの管理費・修繕積立金が滞納となっており、管理会社から督促をしたものの応じてもらえなかった。債務者は、口頭では「払う」と言い、物腰も柔らかいので強い対応をしてこなかったが、滞納額が多くなったことから法的対応を決断した。
依頼内容・対応と結果
管理費・修繕積立金の支払を求める訴訟を提起し、勝訴判決を得た。その後、弁護士会照会により金融機関に債務者名義の預金の有無を問い合わせ、預金があると回答のあった銀行の口座を差し押さえて回収した。債務者が社交的で人当たりの良い人物であったため、債権者としては心理的に法的措置を取りにくい事案でしたが、弁護士が介入することで毅然とした対応をとることができたケースです。