依頼前の状況
依頼者は、特別なエンジンやマフラーを積んでいる限定仕様の自動車を、中古車販売店で購入しました。購入時、エンジンの調子は良好であると説明を受けていました。しかし、購入した後、エンジンに不具合があり修理に60万円を要することが分かりました。そこで、販売した店に修理費用を請求するため、ご相談に来られました。
依頼内容・対応と結果
中古車に一定の不具合はつきものですので、修理費用を請求するには、通常の自動車販売店であれば容易に不具合に気付くことができたことを確認する必要がありました。そこで、自動車修理工場に調査を依頼し、容易な確認方法で不具合に気付くことができるとの意見書を作成してもらいました。この意見書を基に、販売店と交渉した結果、販売店が修理費用相当額の大部分を負担する(代金を返金してもらう)という解決に至りました。