依頼前の状況
相談者は,システム開発業務から業務委託を受け,業務終了の後に報酬を請求しましたが,相談者が督促をしても数ヶ月間支払いがなかったため,当事務所にお問い合わせがありました。相手方(委託側)は,当初から支払いそのものを拒否するという姿勢というわけではなく,業務に関する相手方の言い分(相談者の債務不履行等)があったため,この点について解決されない限り支払いはできない,という姿勢でした。
依頼内容・対応と結果
ご依頼後,相手方に内容証明郵便を送付し,直接相手方と話をしました。その中で,今後法的措置を講じた場合方針や,相手方が主張する言い分の法的意味合い,相談者としての立場について話をしました。最終的には相手方の理解を得ることができ,任意に全額の支払いを頂いたことにより,事件は終了しました。