債権回収は、
早期の相談・対応が成功のカギです
愛知県で起きた「支払督促」の申立て件数
司法統計によると、愛知県で起きた支払督促(※)の申立て件数は10,576件と、前年と比較すると790件増加しています。
愛知県の申立て件数は非常に多く、さらに前年からの増加幅も大きい状態にあります。他県に比べて、回収対応に追われる債権者が多い地域であり、また今後も増え続けていく可能性も考えられます。
2017年
申立て件数
|
2016年
申立て件数
|
比較
|
10,576
|
9,786
|
+790
|
支払督促手続きとは
債権者が裁判所を通し、債務者に金銭の支払いを命じてもらう制度です。
愛知県の破産者数
司法統計によると、愛知県で起きた自己破産の申立て件数は、一般・個人事業主・企業を合わせると3,588件と、前年と比較すると135件増加しています。
破産申立て件数についても比較的多い状態にあります。また他県に比べて、前年からの増加幅がとりわけ大きい点も特徴的です。支払督促・破産ともに申立て件数が多いことから、債権トラブルなども比較的発生していることが予想されます。
2020年
申立て件数
|
2019年
申立て件数
|
比較
|
3,588
|
3,453
|
+135
|
⇒ 債務者の方は債務整理弁護士ナビで弁護士をお探しの上、ご相談ください。
愛知県の企業数と倒産件数
司法統計によると、愛知県の企業数は中小企業・大企業を合わせて208,948社あり、倒産件数は624件、負債額は101,413百万円となっています。
2017年
企業数
|
2017年
倒産件数
|
負債額(百万円)
|
208,948
|
624
|
101,413
|
愛知県には非常に多くの企業がある一方、倒産した企業も多く、以下のように倒産件数の多さは全国3番目にあたります。さらに負債額の大きさも全国3番目であり、債権が回収不能となった債権者も多いことが予想されます。
順位
|
県名
|
倒産件数
|
1
|
東京都
|
1,531
|
2
|
大阪府
|
1,118
|
3
|
愛知県
|
624
|
各債権の時効
時効
|
債権の種類
|
1年
|
・弁護士、公証人などへの手数料、報酬
・給料、残業代、災害補償
・商品の売掛金、修理費、月謝、謝礼金
|
3年
|
・交通事故、離婚などの損害賠償、慰謝料請求
・保険金支払い、返還義務
・医療、助産婦、薬剤師、建設業者などに対する費用
|
5年
|
・家賃、地代
・商事債権 ・営業上の貸付
・退職金請求権
|
10年
|
・確定裁判、裁判上の和解、調停等の請求権
・個人間の売買、貸付などの民事債権
|
※この一覧は代表的な例で、場合によっては例外もあり得ます。
時効成立は、この時にも一刻一刻迫っています。未回収債権がある人はできるだけ早めに弁護士へご相談ください。