弁護士へ依頼すると数十万~数百万の費用がかかる場合があります。
ベンナビ弁護士保険は弁護士依頼で発生する着手金を補償する保険で、月額2,950円で幅広い法的トラブルで利用できます。
- 離婚
- 相続
- 交通事故(自転車事故)
- 近隣トラブル
- ネットの誹謗中傷 など
弁護士保険で法律トラブルに備える
顧問弁護士が英語のスキルを持っていることで、顧問契約を結んでいる会社や個人には大きなメリットがあります。 もともと弁護士が得意とする業務は裁判やトラブルの解決であり、依頼者が法廷で有利になるために依頼者を代理し、法律知識を駆使して戦います。この弁護士が、英語ができることで、特に債権回収という分野においてどのような利益をもたらしてくれるのでしょうか?
ちなみに、顧問弁護士を英訳すると、(legal advisor、corporation lawyer、family lawyer、legal adviser)などの単語が並びます。
今回の記事では、この弁護士と英語の関係について、また、顧問弁護士を探す上で英語ができる弁護士をどのように探したらいいのかという点についても解説していきます。
顧問弁護士が英語を駆使できれば、契約している依頼者は一般的な法的サポートの他に、英語によるサポートやケアが受けられるようになります。中でも『英文契約書』が作成可能になることで、特にグローバルな取引をしている企業にとってはこれ以上ない恩恵を受けることが出来ます。詳しく以下で解説していきましょう。
英文契約書とは、国際間の取引で用いられる英語で書かれた契約書のことで、売買の目的・数量・価格・支払い条件など契約に必要な様々な条件が記載されます。英文契約書の種類としては ・国際売買契約書 ・販売代理店契約書 ・ライセンス契約書 ・合弁事業契約 ・共同研究開発契約 ・秘密保持契約 などがあり、こうした英文契約書があることによって、取引をする双方が安心して円滑に取引を行うことが出来ます。
英文契約書はもともとアメリカやイギリスの国内取引で用いられていた契約書で、もとになる法律は英米法です。したがって、英文契約書の作成・チェックを行う際には、日常英語やビジネス英語ができるというだけでは足らず、この英米法の知識が必要になります。英米法は日本の法律とはかなり異なり、日本の契約書を翻訳するというだけでは英文契約書にはなりません。
日本人はトラブルが生じた場合、まずは話し合いによって和解することを前提にと考えている人が多く、日本国内の取引でも人と人との信頼関係に基づいて契約書が交わされていますが、一方国際取引は国によって文化や法制度が異なるため、信頼関係ではなく契約書の内容が全てになります。 したがって国際取引で交わされる英文契約書では、取引条件を詳細に定めるようになっています。
もしトラブルが発生しても英文契約書に記載されていないことは裁判の証拠として採用されないというのが基本であり、トラブルが生じた際にどのように解決するかといったことも契約書に詳細に定められます。
グローバル化が進み、企業の大小に関係なく海外の企業と契約を結ぶケースも増えてきました。その上で必須となる英文契約書を顧問弁護士が作成することができれば、依頼している企業にとってはビジネスの幅がぐんと広がることになります。
どのような条項のリスクが高いか、どのようにリスクを軽減すべきかというような、国際法務に関する実績と感覚を英文契約書に反映して、実践的な英文契約書を作成することが可能になります。
英文契約書により契約を交わした後に仮に当事者間でトラブルが生じた場合、そのトラブルについて法的アドバイスをしたり、時には裁判をするなどして早期解決が行えるのは、原則として弁護士のみです。そのため、こうしたスキルのある弁護士が顧問弁護士となることで、万が一のトラブルにしっかりと備えることができます。
契約書が英文ならば、直談判やトラブルが起きた際のクレーム対応など、取引にまつわることは全てを英語を用いて行うことになりますが、こうした法に関与してくる重要な取り決めなどに関しても顧問弁護士に対応を任せることで取引自体をスムーズに行うことができます。
取引相手のみならず、相手が外国人の債務者である場合も同様に、外国人の家賃滞納や不法入居などのトラブルが起きた際には言葉が通じないという障壁を取り除き債務者に対して催促や交渉を行えるので、早期に債権回収できる確率が高まります。
事業の大小を問わず、自社に合う優秀な弁護士と顧問契約を結ぶことで、ビジネスには数々のメリットがもたらされますが、それは”トラブルを未然に防ぐ”という点においても同様です。自社に英語のできる顧問弁護士がいると、以下のようなトラブルも回避することが出来ます。
例えば、「ごちそうさま」という挨拶は日本では毎日のように食後に使いますが、アメリカやイギリスには「ごちそうさま」に相当する表現はありません。(尚、「ごちそうさま」を翻訳サイトで翻訳したところ「Thank you for the meal」となりますが、これは和訳すると「食事をありがとう」という意味合いになります。)
このように私たちが当たり前のように使う表現であっても、単に翻訳、和訳しただけでは若干ニュアンスが異なるという現象が起きてしまいます。これは契約書上においても、日本人と外国人が取引を行う上での会話においても同様です。
企業間取引における契約書の中でも特に英文契約書は、記載内容をそのまま鵜呑みにしたり、ひな形に沿って作成するといったことがないようにしなければなりません。国が違えば帰属する法体系も異なるため、日本国内で交わす契約書よりも遥かにリスクが高まります。
英語スキルがなく、単に英訳しただけ、和訳しただけの契約書では本来の意味や本来の意図が伝わりにくく、契約書という重要書類にも関わらず誤解や相違が生じてしまい、最悪の場合はビジネスに多大なマイナスの影響を与えてしまいますから、重要な契約ではしっかりとその契約内容を把握する必要があるのです。
事実、よく契約書の内容を確認せずにサインしたせいで長期間にも及ぶ訴訟問題に発展してしまったというケースもあります。海外の大きな企業から取引の依頼があった際、英語に長けた顧問弁護士がいることで良い意味で取引成立までワンクッションを挟むことが出来ます。
英文を翻訳サイト上で翻訳したらとんでもない文章になったという経験を多くの人がしたことがあると思います。英語はシンプルそうに見えて実はとても奥が深いもので、単に直訳するだけで意味が伝わるものではありません。また、海外にはない日本独特の言い回しというものも存在しており、中にはいろいろな意味合いに取れる一文もあります。
こちらが取り決めを作成した際も、取引相手が取り決めを作成した際も、複数の弁護士が翻訳を行うことで、言葉の違いによる認識ミスを回避することができます。
実際に、英語のできる弁護士を探すにはどのようにしたらよいでしょうか?以下で解説していきましょう。
無難な方法として、同業者から紹介してもらうという方法があります。本来は弁護士によっても得意分野・不得意分野があるので慎重に判断する必要がありますが、同業者から紹介された弁護士であれば自社の業務を把握し、その分野に特化している弁護士であることは間違いないでしょう。
紹介してくれる友人や知人が信頼のおける人物であることが前提ですが、この方法はまず間違いなく評判の悪い弁護士を避けることが出来ます。ただし、その弁護士の腕は保障されても、自身や自社と相性がいいかどうかはまた別になります。人間と人間の相性の良さは、トラブルの解決が迅速に上手くいくかどうかの結果にも関係してきます。
『債権回収ナビ』のように、その分野に特化した弁護士が登録しているポータルサイトから事務所を検索しましょう。また、その事務所の公式ホームページにどれだけの実績が掲載されているかどうかを調べましょう。
掲載されているトラブル解決実績が掲載されている実績が多ければ多いほど信頼出来ます。また、法律に関する単語、内容は難しいものですが、それを一般の人にもわかるような言葉で記述しているところは、依頼する側の目線に立ってくれていると言えます。
トラブルが起きた時の対策、早期解決策として顧問弁護士をもうけることは企業として大切なことですが、トラブルを未然に防ぐという姿勢を保ち続けることも重要です。
◆100万円以上の債権回収に対応◆大手信託銀行の勤務経験◆元・司法書士、マンション管理士等も保有◆家賃滞納・明渡しの他、貸金・売掛金・請負代金のトラブルもご相談を。解決に自信があるからこその有料相談!
事務所詳細を見る【初回面談0円】相手先の納金滞納・未回収分の賃料回収など債権回収に関するお悩みを丁寧にサポート◎ 賃料の立ち退きから回収、個人的な貸金まで、安心してご相談ください【100万円以上の債権回収はお任せください】
事務所詳細を見る【顧問契約5.5万~|約2,000万円の債権回収実績】法人・個人事業主・不動産オーナー様の売掛金回収、未払い賃料回収なら◆企業の福利厚生でのご利用可◆オンライン面談◎※個人案件・詐欺のご相談はお受けしておりません
事務所詳細を見る債権回収でお困りなら弁護士へ無料相談がおすすめ
債権回収では、相手の出方や債権額によってはあまり効果が期待できない場合もあり、自分だけで債権回収を行なおうとしても適切な方法を選択することは難しいでしょう。
そもそも、今の状況でどのような方法を取ればいいのかを提案してくれる弁護士は、相談だけでも力強い味方となってくれます。
「ベンナビ債権回収(旧:債権回収弁護士ナビ)」では、債権回収を得意とする弁護士に直接ご相談ができ、相談料無料、初回の面談相談無料、全国対応で相談を受け付けいる事務所も多くいますので、法人・個人問わず、お金のことで悩み続けているなら、一度債権回収が得意な弁護士にご相談ください。
はじめて債権管理を担当することになった方のなかには、上記のような不安がある方も多いでしょう。そこで、本記事では債権管理の基本的な概念・具体的な業務内容・システム...
未回収リスクとは、売掛金が期日通りに回収できないことで生じるリスクで、とくに中小企業にとっては経営を揺るがす大きな問題となりえます。本記事では、未回収リスクの基...
売掛金などの債権を長期間回収できずにいると、「長期滞留債権」として企業経営に大きな影響を及ぼす可能性があります。本記事では、「長期滞留債権」とは何かや回収方法、...
通販では、支払いを後払いとすることも多く、代金未回収のリスクが発生します。本記事では、代金未払いで困っている場合、代金の回収のために、どのような手段を取り得るこ...
本記事では、どれだけ催告しても金銭債務を履行しない債務者にとることができる法的手段の種類、滞納状態にある債務者への対応を弁護士へ依頼するメリットなどについてわか...
債権回収が長い間できておらず売掛金があるため、債権回収の時効がどのくらいなのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では、債権の消滅時効が成立する...
後払いの滞納に悩みがある事業者は少なくないですが、悩みの解決策の一つが少額かつ大量の債権の回収業務に注力している弁護士に依頼することです。本記事では、後払い代金...
占い詐欺に遭った際は、弁護士への相談がおすすめです。弁護士であれば、被害金の回収に向けた有効なアドバイスが望めるほか、返金請求を依頼することもできます。本記事で...
業務委託による報酬が未払いの場合、債務者に対して債権回収を行うべきでしょう。ただし対応にあたっては、状況に応じて回収方法を判断する必要がある上、時効期間などにも...
金銭トラブルで悩んでいる場合、弁護士に相談することでスムーズに解決できることも多いです。弁護士費用が高額にならないか不安であれば、無料相談を活用してはいかがでし...
お金を貸した相手と連絡が取れない、いつまで経ってもお金を返してもらえないなどの悩みをお持ちの方は回収方法に頭を悩ませているでしょう。合法的に回収を行う方法や弁護...
差し押さえは、交渉での債権回収が困難な場合の最終手段として使われる法的手段です。差し押さえを行うために必要な費用や、手続き方法について、詳しくご紹介していきます...
少額訴訟にかかる費用は、自分で手続きを行った場合、または専門家に依頼した場合に、一体いくら発生するのでしょうか?
差し押さえは、債権回収の法的手段の一種で最終手段として使われます。それにより、不動産や預金、給与などの財産から強制的にお金を支払ってもらうことができます。この記...
貸したお金を返してもらえないとき、どのように回収をすれば良いかご存知でしょうか。借金の回収は、お金を貸した相手の状況に応じて適切な対応を判断する必要があります。...
債権回収の取立てを代行会社へ委託することを迷われていますか?この記事では債権回収会社に取立てを委託するメリット・デメリットや依頼時の注意点を解説します。自力での...
債権回収では、費用倒れにならないためにも、弁護士に依頼する場合の費用相談を確認しましょう。この記事では、弁護士費用を抑えるコツについてご紹介します。
少額訴訟は手続きがスムーズだったりしますが、訴状の書き方がわからないために諦めるという方も多くいらっしゃいます。書き方がわからない場合は、各相談窓口で教えてもら...
少額訴訟を行うにあたってかかる費用は自身で手続きを行う場合場合は裁判費用のみ、弁護士に依頼して行う場合は裁判費用に加え弁護士費用がかかります。この記事では詳細な...
個人的に貸したお金が返ってこない、家賃の滞納が続いているなどの悩みはありませんか?確実に債権を回収するためには、法的な知識の下に行う必要があります。状況に応じて...
仮想通貨をめぐっては詐欺トラブルなども発生しており、「絶対に損はしない」などと騙され、一切お金が返ってこないというケースもあるようです。仮想通貨で大損を被らない...
財産開示手続きの方法、手続きを利用する上での注意点について紹介していきます。
今回の記事では債権回収に伴う弁護士法の知識から、弁護士法に反していない債権回収業者を選ぶための方法、解決策を紹介していきます。
債務者(弁済者)の方にとって、代物弁済をする上で発生する税金に関する情報は気になるポイントだと思いますが、当記事では代物弁済における債務者、債権者の双方が負担す...
悪質な家賃滞納者をいつまでも野放しにしておくことはできません。
債権譲渡担保(さいけんじょうとたんぽ)とは、ある債権において債務者から買掛金の未払いなど弁済がなされなかった場合に備え、債務者が所有する債権を担保にかける目的で...
強制執行をする際には相手の財産を特定する必要があるのですが、相手の財産がわからない場合にするのが財産開示手続です。2020年に改正があり無視する相手に罰則を加え...
問題が起きた時にすぐに対応してくれるのが顧問弁護士。通常の弁護士と違い、顧問弁護士を雇うことで時間をかけずにトラブル解決できます。ここでは、顧問弁護士の顧問料の...
住宅ローンなどでお金を融資する際に、抵当権を設定することになりますが、債権者にとっていったいどのような利点があるのでしょうか。この記事では、抵当権の仕組みや効力...
少額訴訟は手続きがスムーズだったりしますが、訴状の書き方がわからないために諦めるという方も多くいらっしゃいます。書き方がわからない場合は、各相談窓口で教えてもら...
友人への貸金や売掛金、養育費、家賃などの未払い債権を徹底的に回収したい方へおすすめする、費用を少しでも抑える
借金や債権回収など金銭トラブルを抱えているなら、弁護士へ相談することをおすすめします。金銭トラブルに強い弁護士に依頼すれば、問題をスムーズに解決できる可能性が高...