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ファクタリングで提出書類が少なめの会社6選!個人事業主向け会社を必要書類で比較

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ファクタリングで提出書類が少なめの会社6選!個人事業主向け会社を必要書類で比較
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「決算書をそろえる時間がない」「開業したばかりで、確定申告書もまだない」と、書類の準備がネックでファクタリングに踏み出せない個人事業主の方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、提出書類が少なめのファクタリング会社なら、決算書や確定申告書がなくても、請求書と入出金明細を中心に2〜3点の書類で申し込めます。ただし、「請求書だけでOK」「書類不要」をうたう業者は、実質的な貸付をおこなっているおそれがあるため注意が必要です。

本記事では、個人事業主も使える6社の必要書類の比較と、最低限そろえる書類、審査に通るための準備などを解説します。

目次

提出書類が少なめのファクタリング会社6選|個人事業主も使える会社を必要書類で比較

決算書や確定申告書がなくても、請求書と入出金明細を中心に申し込めるファクタリング会社はあります。ここでは、個人事業主も利用できると公式に書かれていて、初回の書類が2〜3点で済む6社を、必要書類の内訳で比べました。

会社名 審査で出す書類 入出金明細の期間 書類のポイント
アクセルファクター 3点:請求書など・入出金明細・本人確認書類 3ヵ月分 メールかLINEで送れる
ペイトナー 3点:請求書など・入出金明細・本人確認書類 3ヵ月分 本人確認書類は初回のみ
日本中小企業金融サポート機構 2点:請求書など・入出金明細 3ヵ月分 メール・FAX・LINEで送れる
メンターキャピタル 2点:請求書など・入出金明細 3ヵ月分 WEB・メール・FAXで送れる(郵送不要)
ビートレーディング 2点:請求書など・入出金明細 2ヵ月分 発注書や契約書も売掛金の資料にできる
みんなのファクタリング 3点〜:請求書など・入出金明細・本人確認書類 要問い合わせ 身分証は会員登録のときに出す

※2026年11月時点の各社公式サイト・LPの記載

①アクセルファクター|書類3点で他社に断られた請求書も相談できる

①アクセルファクター

引用元:アクセルファクター

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細・本人確認書類(3点)
入出金明細の期間 3ヵ月分
書類の出し方・契約方法 メール・公式LINEで提出、オンラインで契約
審査の状況で追加される書類 利用金額によっては決算書
2回目以降の書類 要問い合わせ
売掛先が個人でも使えるか 要問い合わせ
買取可能額 最大3億円(下限は要問い合わせ)
手数料 0.5〜12.0%(利用額や審査で変わる)
入金スピード 契約後、最短2時間以内

他社の審査に通らなかった請求書でも、書類3点で相談できるのがアクセルファクターです。2018〜2022年の自社調べで審査通過率93.3%を公表していて、個人事業主や担保・保証人を用意できない人でも、有効な請求書があれば柔軟に審査するとしています。

必要な書類は、請求書・通帳(直近3ヵ月分)・身分証明書の3点です。手元のスマホで撮影して、メールか公式LINEでそのまま送れます。平日の営業時間内なら、オンライン契約の締結後、最短2時間以内の即日入金も可能です。

ただし、利用金額によっては決算書の提出を求められる場合があります。金額の大きな請求書を売りたいときは、追加の書類が必要にならないか、申し込む前に確かめておきましょう。

おすすめの人
  • スマホで撮った書類を、LINEやメールで送るだけで済ませたい人
  • 他社の審査に通らなかった人
  • 平日の営業時間内に申し込んで、その日のうちの入金を目指したい人

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②ペイトナー|2回目以降は本人確認書類が要らない

②ペイトナー

引用元:ペイトナー

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細・本人確認書類(3点)
入出金明細の期間 3ヵ月分
書類の出し方・契約方法 スマホで申請(面談不要)
審査の状況で追加される書類 提出内容によって追加の資料
2回目以降の書類 本人確認書類は不要(請求書・入出金明細は毎回必要)
売掛先が個人でも使えるか 使える
買取可能額 1万円から(上限は要問い合わせ)
手数料 一律10%
入金スピード 審査後、最短即日(振込は土日祝も対応。営業時間外の申請は翌営業日)

ペイトナーなら、2回目以降の申請では本人確認書類を出す必要がありません。初回は請求書・本人確認書類・直近3ヵ月分の入出金明細の3点が必要ですが、本人確認書類の提出は初回の申請時だけでよいと公式で案内されています。

フリーランス・個人事業主向けのサービスで、1万円から必要な金額だけ利用できます。紹介する6社の中で、個人の取引先への請求書でも使えると明記しているのはペイトナーだけです。

ただし、請求書は申請日から支払期日まで70日以内のものに限られ、入出金明細も事業で使っている口座の直近3ヵ月分が必要です。不鮮明なファイルや入金履歴だけのもの、CSV形式の明細は受け付けていないので、2回目以降も同じ条件でそろえておきましょう。

おすすめの人
  • 毎月のように請求書を現金化したいフリーランス・個人事業主
  • 個人の取引先に出した請求書を現金化したい人
  • 1万円ほどの少額の請求書から使いたい人

公式サイトへ

③日本中小企業金融サポート機構|書類2点で非営利の一般社団法人に申し込める

③日本中小企業金融サポート機構

引用元:日本中小企業金融サポート機構

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細(2点)
入出金明細の期間 3ヵ月分
書類の出し方・契約方法 メール・FAX・LINEで提出、契約はオンライン・対面・郵送から選べる
審査の状況で追加される書類 要問い合わせ(原則として決算書・事業計画書は不要)
2回目以降の書類 要問い合わせ
売掛先が個人でも使えるか 使えない
買取可能額 下限・上限なし(買取実績は1万円〜2億円)
手数料 1.5%〜
入金スピード 最短3時間(審査結果は最短30分)

非営利の団体が運営するサービスを選びたいなら、日本中小企業金融サポート機構が候補になります。経営革新等支援機関に認定された一般社団法人で、売掛金に関する書類(請求書・契約書など)と、直近3ヵ月分の口座の入出金履歴の2点で申し込めます。

書類はメール・FAX・LINEで送れて、原則として決算書や事業計画書は要りません。請求書が発行される前でも、契約書などで申し込めるとしています。売掛先が法人であれば個人事業主も利用でき、買取金額に下限や上限もないため、少額の請求書でも申し込めます。

ただし、売掛先が個人の債権は買取の対象外です。個人宛ての請求書を売りたい場合は、個人の取引先でも使えるペイトナーを検討しましょう。

おすすめの人
  • 請求書の発行前に、契約書などで申し込みたい人
  • 少額の請求書から、大きな金額の請求書まで相談したい人
  • 非営利の一般社団法人が運営するサービスを選びたい人

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④メンターキャピタル|書類2点で創業1年未満でも申し込める

④メンターキャピタル

引用元:メンターキャピタル

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細(2点)
入出金明細の期間 3ヵ月分(通帳のコピーは表紙付き)
書類の出し方・契約方法 WEB・メール・FAXで提出(郵送不要)、契約はオンライン・対面・訪問から選べる
審査の状況で追加される書類 要問い合わせ
2回目以降の書類 要問い合わせ(2回目以降は結果報告が早くなる。詳しくは専任担当者に確認)
売掛先が個人でも使えるか 使えない
買取可能額 下限なし〜1億円
手数料 2%〜(買取率は最大98%)
入金スピード 契約締結後、最短当日中

開業して1年たっていなくても、メンターキャピタルなら書類2点で申し込めます。公式サイトによると、創業1年未満のほか、赤字決算や債務超過でも利用可能です。必要な書類は、請求書などの売掛金の資料と、通帳のコピー(直近3ヵ月分)で、通帳には口座名義がわかる表紙も付けるよう案内されています。

書類はWEB・メール・FAXで出せて郵送は要らず、契約はオンライン・対面・訪問から選べます。担当者と顔を合わせて説明を聞きながら進めたい人にも向いているでしょう。

ただし、売掛先が個人や個人事業主の場合は対象外です。公式の必要書類は例として挙げられているものなので、取引の内容によってはほかの資料を求められることもあります。

おすすめの人
  • 来社や訪問で、担当者と顔を合わせて契約したい人
  • 赤字決算や債務超過があっても申し込みたい人
  • 開業して1年たっていない人

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⑤ビートレーディング|請求書と2ヵ月分の入出金明細の2点だけ

⑤ビートレーディング

引用元:ビートレーディング

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細(2点)
入出金明細の期間 2ヵ月分
書類の出し方・契約方法 Web・メール・FAX・LINEで提出、契約はオンライン・対面・訪問から選べる
審査の状況で追加される書類 債権の内容によって補足書類
2回目以降の書類 要問い合わせ
売掛先が個人でも使えるか 使えない
買取可能額 上限なし(下限は要問い合わせ)
手数料 平均で2者間10.3%、3者間6.8%(2024年度実績)
入金スピード オンライン完結なら最短2時間(契約締結後、最短当日中に振込)

入出金明細の期間を公表している5社のうち、2ヵ月分で済むのはビートレーディングだけです。必要書類は、請求書などの売掛金に関する資料と、口座の入出金明細(2ヵ月分)の2点です。

売掛金の資料には、請求書のほか発注書や契約書も使えます。書類はWeb・メール・FAX・LINEから出せて、契約はオンライン・対面・訪問から選べます。オンラインで完結すれば、入金までは最短2時間です。

債権の内容によっては、補足の書類を求められることがあります。また、売掛先が個人事業主の売掛金は買い取っていないため、請求先を確かめてから申し込みましょう。

おすすめの人
  • 入出金明細を2ヵ月分だけで済ませたい人
  • Web・メール・FAX・LINEから、出しやすい方法で書類を送りたい人
  • 手数料の平均を確かめてから申し込みたい人

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⑥みんなのファクタリング|土日祝も書類の提出から当日振込まで対応

⑥みんなのファクタリング

引用元:みんなのファクタリング

項目 詳細
審査で出す書類 請求書など・入出金明細・本人確認書類(3点〜)
入出金明細の期間 要問い合わせ
書類の出し方・契約方法 WEBでアップロード・WEBで契約(土日祝も可)
審査の状況で追加される書類 要問い合わせ(決算書・事業計画書は不要)
2回目以降の書類 要問い合わせ(会員登録で身分証、買取申請のときに請求書・通帳などを出す流れ)
売掛先が個人でも使えるか 使えない(法人のみ)
買取可能額 要問い合わせ
手数料 要問い合わせ(サービス手数料のみ)
入金スピード 最短60分(土日祝も対応)

土日祝でも、書類を出したその日に振り込んでもらいたいなら、みんなのファクタリングを検討してみてください。毎日9時から18時まで営業していて、18時までに契約を依頼すれば、土日祝でも当日付で振り込むとしています。ただし、利用者の銀行がメンテナンス中の場合は、翌営業日の振込になることがあります。

手続きはすべてWEB上で完結し、決算書や事業計画書も要りません。公式サイトのよくある質問では、赤字や税金の滞納があっても利用できると回答しています。最初の会員登録で顔写真付きの身分証などをアップロードし、資金が必要になったら請求書や通帳などを出して買取を申請する流れです。

個人事業主も利用できますが、売掛先(取引先)は法人に限られるため、個人宛ての請求書は買い取ってもらえません。

おすすめの人
  • 土日祝に書類を出して、その日のうちに入金を受けたい人
  • 電話や面談なしで、WEBだけで手続きを済ませたい人
  • 税金の滞納があっても申し込みたい人

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書類少なめのファクタリングで最低限そろえる3つの書類

個人事業主の場合も、そろえる書類は請求書・入出金明細・本人確認書類の3点が基本です。ファクタリングは売掛金を買い取る取引なので、審査の中心は利用者の決算内容ではなく、売掛先がきちんと支払えるかどうかにあるためです。なお、審査の段階では、本人確認書類を除く2点で申し込める会社もあります。

3点の役割は、次のとおりです。

  • 請求書:売掛金があることを示す
  • 入出金明細:その取引先から実際に入金されてきたことを示す
  • 本人確認書類:申し込んだのが本人であることを示す

それぞれの書類で気をつけたい点を見ていきましょう。

①請求書|取引先名・金額・支払期日がわかるもの

請求書は、取引先名・金額・支払期日がわかるもので、支払期日を迎える前のものを用意します。ファクタリングは、入金前の売掛金を買い取り、期日より早く資金化する仕組みだからです。

申し込む前に、請求書に次の項目が書かれているか確かめておきましょう。

  • 請求先(売掛先)の名前
  • 請求元(自分の屋号・氏名)
  • 金額と支払期日
  • 取引の内容(品目・作業内容)と発行日

出す請求書は、売掛先に送ったものと金額や日付が同じ控えにします。請求書の中身を裏づける発注書・契約書・納品書もあると、取引の確認がしやすくなります。

②入出金明細|直近2〜3ヵ月分が目安

入出金明細は、直近3ヵ月分を用意しておけば、期間を案内している5社の条件をすべて満たせます。必要な期間は、ビートレーディングが2ヵ月分、アクセルファクター・ペイトナー・日本中小企業金融サポート機構・メンターキャピタルが3ヵ月分です。

入出金明細で見られるのは、請求書の取引先から、これまできちんと入金されているかどうかです。取引が続いているか、期日どおりに支払われているかを確かめるため、売掛先から入金がある口座の明細を出しましょう。入金を受け取る口座が複数あるときは、別の口座の明細もあわせて求められることがあります。

③本人確認書類|有効期限内で文字がはっきり読めるもの

本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きで有効期限内のものを用意します。会社によっては使える書類が決まっていて、たとえばペイトナーは、運転免許証・マイナンバーカード・パスポート(2020年2月3日以前に申請・発行された日本国のもの)のいずれか1点としています。文字や顔写真がはっきり読めるように撮影しておくことも大切です。

記載されている住所が、今の住所と同じかも確かめておきましょう。引っ越し後に住所を変えていないと、ほかの書類と内容が合わず、確認に時間がかかることがあります。マイナンバーカードを出すときは、求められない限り、個人番号が書かれた面は出さないようにしましょう。

個人事業主は確定申告書や開業届を求められることがある

本記事で紹介した6社は確定申告書の提出を必須にしていません。ただし、アクセルファクターは利用金額によって決算書を求める場合があるとしていて、ほかにも個人事業主には次のような書類の追加を求める会社があります。

  • 開業届または確定申告書一式(青色・白色のどちらでもよい)
  • 健康保険証

なお、従来の健康保険証は2025年12月1日で有効期限が終わっています。今はマイナ保険証か資格確認書になるため、代わりに何を出せばよいかを申込先に確かめましょう。

確定申告書を一式で求められたときは、第一表だけでよいのか、青色申告決算書や収支内訳書まで必要なのかを、申込先に聞いておきましょう。

2025年1月から、税務署は申告書などの控えに受付印(収受日付印)を押していません。受付印のない控えで足りるかは申込先に確かめ、e-Taxで提出した人は受信通知を保存しておくと、提出した記録になります。

申し込む前に、確定申告書や開業届の控えをすぐ出せる場所にまとめておけば、追加を求められても審査が止まらずに済みます。

「請求書のみ」「通帳なし」でもファクタリングは利用できる?

初回から請求書だけで申し込めるファクタリング会社は、原則としてありません。一方、紙の通帳がなくても、ネット銀行などの入出金明細で申し込める会社はあります。ここでは、請求書や通帳がそろわないときの考え方と、注意したい業者の見分け方を解説します。

初回から請求書だけで申し込める会社は原則ない

初回の申し込みでは、請求書に加えて、入出金明細や本人確認書類も求められるのが基本です。請求書だけでは、次のような不正を見抜けないためです。

  • なりすまし:他人の請求書を使って申し込む
  • 架空の請求書:取引がないのに請求書だけを作る

本記事で紹介した6社も、すべて初回に通帳か入出金明細の提出を求めています。ファクタリング会社は、入金の記録や本人確認書類をあわせて見ることで、取引が本当にあるか、申し込んだのが本人かを確かめています。

2回目以降は書類が減る会社もある

2回目以降の申し込みでは、本人確認書類などを省ける会社があります。たとえばペイトナーは、本人確認書類の提出を初回の申請時だけとしています。みんなのファクタリングも、身分証は最初の会員登録でアップロードし、買取を申請するときは請求書や通帳などを出す流れです。2回目以降も身分証が要るかは、申し込む前に確かめておきましょう。

ただし、ペイトナーでも請求書と入出金明細は毎回必要です。2回目以降は請求書だけで済むと案内している会社は、紹介した6社の中にはありません。くり返し使う予定なら、2回目以降に何を出すかも、会社選びの目安にしてみてください。

通帳がなくても入出金明細で代えられる

紙の通帳がなくても、ネット銀行などの入出金明細で申し込める会社はあります。ペイトナーとビートレーディングは必要書類を入出金明細、日本中小企業金融サポート機構は入出金履歴と案内しています。一方、アクセルファクターやメンターキャピタルの案内は「通帳」です。

ネット銀行を使っているなら、取引明細の画面やダウンロードしたPDFを用意しましょう。口座名義・期間・売掛先からの入金が読み取れるものを選んでください。ペイトナーのように、CSV形式や入金履歴だけの明細を受け付けていない会社もあります。通帳と案内している会社も含めて、どの形で出せるかを先に確かめておきましょう。

「請求書だけでOK」「書類不要」をうたう業者は避ける

「請求書だけでOK」「書類不要」とうたう業者と契約するときは、ファクタリングを装った貸付け(偽装ファクタリング)になっていないか注意が必要です。金融庁は、ファクタリングを装って高金利の貸付けをおこなうヤミ金融業者がいるとして、次のような点に注意するよう呼びかけています。

  • 受け取る買取代金が、債権額に比べて著しく低い(偽装ファクタリングの疑いがある)
  • 売主が集金を任され、集金できなかったら債権を買い戻したり、自分のお金で支払ったりする約束になっている(貸金業に該当するおそれがある)

契約書が債権譲渡契約(売買契約)になっていても、経済的に貸付けと同じ働きをしていれば、貸金業に該当するおそれがあるとしています。契約書の控えを渡さない業者も、避けたほうが安全です。

また、給与ファクタリングは、事業者向けのファクタリングとは別物です。個人が勤務先に対して持つ賃金債権を業として買い取り、その個人を通じて回収することは、貸金業に該当すると金融庁が明記しています。

不安なときは、金融庁の金融サービス利用者相談室(0570-016811)や、警察相談専用電話(#9110)に相談できます。

少ない書類で審査に通るための準備チェックリスト

書類が少ないからといって、審査が緩いわけではありません。決算書などを見ないぶん、出した請求書や入出金明細の中身がそのまま判断の材料になるため、そろえ方しだいで結果が変わります。

書類が最初からそろっていれば、最短即日の入金も狙いやすくなるでしょう。申し込む前に確かめたいポイントを、チェックリストにまとめました。

①入金実績のある取引先の請求書を選ぶ

売る請求書は、通帳に過去の入金がある取引先のものを選びましょう。入金の記録があれば、取引が本当にあることを確かめてもらいやすくなります。何度も入金があり、取引が続いている相手の請求書なら、より安心です。

反対に、初めての取引先の請求書は入金の記録で確かめられないため、追加の書類を求められたり、審査に通りにくくなったりすることがあります。ほかに使える請求書がないときは、発注書・契約書・やり取りのメールなど、取引を裏づける資料をそろえておきましょう。

②名義をそろえる

請求書・通帳・本人確認書類の名義(屋号と個人名)がそろっているか、申し込む前に確かめます。名義がばらばらだと、同じ人の取引かどうかを確認するのに時間がかかるためです。主に次の点を見ておきましょう。

  • 請求書の請求元が、自分の屋号・氏名になっているか
  • 入出金明細の口座名義が、請求書の請求元と合っているか
  • 本人確認書類の氏名・住所が、ほかの書類と合っているか

屋号付きの口座で入金を受けている場合は、請求書の請求元にも同じ屋号を書いておくと、名義のつながりがわかりやすくなります。また、通帳の振込人の名前が略称やカナ表記で、請求書の宛先と違って見えるときは、同じ取引先だとわかる資料も用意しておくと安心です。

③鮮明に撮影してアップロードする

書類の画像は、文字がはっきり読めるように撮影します。ぼやけていたり一部が切れていたりすると、差し戻しの原因になるためです。撮影するときは、次の点に気をつけてみてください。

  • 四隅まで写す
  • 影や光の反射を入れない
  • ピントを合わせる
  • 必要なページをすべて撮る(通帳なら表紙と、必要な期間分のページ)

撮る前に、本人確認書類の有効期限が切れていないかも見ておきましょう。

④補足書類を用意しておく

追加で求められやすい書類を手元に置いておけば、審査を止めずに進められます。ビートレーディングが補足書類の例として挙げているのは、次の3つです。

  • 別口座の入出金明細
  • 発注書・契約書
  • 請求書のやり取りが確認できるメール・LINEなど

売掛先の信用を示せる書類は、手数料を抑える材料になることもあります。

個人事業主は、確定申告書や開業届の控えもあわせて用意しておきましょう。

売掛金の未払いの相談先を探すならベンナビ債権回収へ

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支払いが遅れたまま時間がたつと、取引先の資金が尽きたり、時効が近づいたりして回収が難しくなるおそれもあるため注意が必要です。一人で抱え込む前に、早めに相談してみてください。

ファクタリングの提出書類に関するよくある質問

最後に、ファクタリングの提出書類に関するよくある質問をまとめました。気になるものがあればぜひチェックしてください。

Q. 書類が少ない会社は審査が緩い?

いいえ、審査が緩いわけではありません。書類が少なくて済むのは、審査の中心が売掛先の信用にあるためです。たとえば、次のような場合は審査に通りにくくなることがあります。

  • 売掛先が個人(会社によっては対象外)
  • 請求書の取引先からの入金が、入出金明細で確かめられない
  • 請求書・通帳・本人確認書類の名義がそろっていない
  • 書類の画像がぼやけて読めない

申し込む前の準備は、「少ない書類で審査に通るための準備チェックリスト」で確かめておきましょう。

Q. 売掛先が個人事業主でも利用できる?

本記事で紹介した6社のうち、売掛先が個人事業主でも使えると明記しているのはペイトナーだけです。日本中小企業金融サポート機構・メンターキャピタル・ビートレーディング・みんなのファクタリングは、売掛先が個人や個人事業主だと買い取りの対象外としています。アクセルファクターは公式サイトに記載がないため、申し込む前に問い合わせておくと確実です。

Q. 開業1年目で確定申告書がなくても利用できる?

申し込めます。本記事で紹介した6社は、そもそも確定申告書の提出を必須にしていません。なかでもメンターキャピタルは、創業1年未満でも利用できると公式サイトで案内しています。

確定申告書を求める会社の中にも、「開業届または確定申告書」のように、開業届で代えられるとしている会社があります。ただし、どの会社でも代えられるわけではないため、申込先の案内を確かめておきましょう。

開業届も出していない場合は、請求書・業務委託契約書・入金の記録など、事業をしていることがわかる資料で相談できるか、申込先に聞いてみてください。

Q. 請求書をまだ発行していなくても利用できる?

請求書を発行する前でも、契約書や発注書があれば申し込める会社があります。日本中小企業金融サポート機構も、請求書が発行される前の段階で申し込めるとしています。

ただし、どの資料で申し込めるかは会社ごとに違うため、案内を確かめておきましょう。契約書や発注書は、金額や支払期日がわかるものを選んでおくと、取引の確認がスムーズです。

Q. 書類が少ないと手数料は高くなる?

書類の点数で手数料が決まるわけではありません。ビートレーディングによると、手数料に大きく影響するのは売掛先の信用力です。これまでの取引実績や、売掛先が発行した注文書・契約書があれば、手数料を抑えられる可能性があるとしています。

同社の平均の手数料は、売掛先に知らせない2者間ファクタリングで10.3%、売掛先の承諾を得る3者間ファクタリングで6.8%です(2024年度実績)。ペイトナーのように一律10%の会社もあるため、手数料の決まり方もあわせて確かめておきましょう。

まとめ

提出書類が少なめのファクタリングを使うときのポイントは、次のとおりです。

  • 決算書や確定申告書がなくても、2〜3点の書類で申し込める会社がある
  • 請求書・入出金明細・本人確認書類の3点をそろえる(個人事業主は確定申告書や開業届を求められることもある)
  • 入金実績のある取引先の請求書を選び、名義をそろえておく
  • 「請求書だけでOK」「書類不要」をうたう業者は避ける

売掛先が個人の請求書を使いたいときは、会社によって扱いが分かれます。比較表と各社の基本情報で、書類の点数や入出金明細の期間を確かめてから申込先を選びましょう。

売掛金の未払いに困ったときは、「ベンナビ債権回収」で、売掛金の回収を取り扱う弁護士を探してみてください。

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